お届けは2025年12月下旬〜2026年1月上旬になります。
こころとかがくのハーモニー
日英バイリンガル版
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待望の第2巻がついに誕生しました!
しおかぜレモンのまちシリーズ第2巻は、科学者ユズモと国王シトロンの友情の物語。第1巻「シトラ」で描かれた自己受容の先に広がる、新しい価値観の世界へようこそ。
レモンブリーズの森で実際に作られた「感謝の腕輪」から生まれた物語が、ついに絵本になりました。数字で測れるものと測れないもの、科学と心の調和を描く、他に類を見ない特別なストーリーブックです。
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日英バイリンガルでお楽しみください
絵本「ユズモと感謝の樹」は、英語と日本語の二か国語で物語を楽しめる特別な一冊です。科学と精神性が融合した世界を、言葉の壁を超えてお届けします。お金という価値観を超えた、感謝に基づく新しい社会の可能性を、世界中の子供たちや大人が一緒に読み、考えながら心温まる時間を過ごせることを願っています。
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物語について
レモンブリーズの森に住む変わり者の科学者ユズモ。「すべては数字で表せる」そう信じて、夜も昼も発明に打ち込んでいました。
幼なじみのシトロンが国王となり、「お金ではなく、感謝の気持ちで物を交換する国にしたい」と宣言したとき、ユズモは激しく反発します。「違う!それは間違ってる!お金があってこそ人は夢を追えるんだ」
友情にひびが入り、森の奥深くへと歩き出したユズモ。そこで出会ったのは、プレアデスから来た不思議な少女ミカでした。
計算式では表せない、木々のざわめき。
どんな薬品にもない、森の深い香り。
ユズモが発明した「価値変換機」は、すべてを数字に変えるはずでした。でも、森の美しさを測ろうとした瞬間、崖が崩れ落ち、ユズモは危機に陥ります。
お金では買えない、命を救う森の仲間たち。
機械では測れない、温かな「ありがとう」の光。
「心の力が、現実を変えるのよ」というミカの言葉とともに、ユズモの胸から小さな光がこぼれ落ちます。それは、ずっと閉じ込められていた「感謝の気持ち」でした...
科学と心が出会うとき、本当の奇跡が始まります。
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創作の想い
この絵本は、現代社会を生きる私たちすべてに向けた静かな問いかけです。
私たちは今、お金という尺度ですべてを測る世界に生きています。でも本当に大切なものは、数字では表せないのではないでしょうか? 友情、愛、感謝、自然の美しさ...それらに本当の価値を見出せる社会は、どんな姿をしているのでしょう?
ユズモの物語は、科学を否定するのではなく、科学と心の調和を描いています。「測れないものは存在しない」と信じていた科学者が、「心の力が現実を創造する」という真実に気づく旅路。それは、効率や成果ばかりを追い求める現代の私たちへの、優しい問いかけでもあります。
HSP(繊細な人)として長年生きづらさを感じてきた作者自身の体験が、この物語の土台となっています。「違う」ことは「劣っている」ことではなく、世界を豊かにする「多様性」なのだと。科学的思考と精神性は対立するものではなく、調和することで新しい可能性が開けるのだと。
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美しい世界観から生まれる深いメッセージ
この絵本は、単なるファンタジーではありません。新しい地球の可能性を、子どもにも理解できる優しい物語として紡いでいます。
なぜ私たちは、お金に縛られて生きているのでしょう?
本当の豊かさとは何でしょう?
感謝の気持ちで社会が回ったら、世界はどう変わるのでしょう?
森で光る「感謝の木の実」、命を救う森の仲間たち、そして心から生まれる光の玉。幻想的なビジュアルと詩的な言葉は、読む人の感性に直接語りかけ、心の奥深くで共鳴します。
透明感のある美しいイラストの中で、ユズモの価値変換機が進化していく過程は、私たち自身の意識の変容を象徴しています。「測る」ための道具が「感謝を可視化する」道具へと変わるとき、科学技術が本来持つ可能性が開花します。
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付録絵本「ホーチャム」
ユズモの物語をもっと深く楽しめる特別な付録絵本が付いています。
いつもニコニコ、白フクロウのホーチャム
本編でユズモの危機を救ってくれた白フクロウ、ホーチャム。オリーブの葉を大切に持ち、いつも優しく微笑んでいる彼には、とても大切な秘密がありました。
「Hoo-Charm the white owl is always smiling(白フクロウのホーチャムは いつもニコニコ)」
でも、なぜホーチャムはいつも笑顔でいられるのでしょう?
この付録絵本では、ホーチャムが見つけた「幸せの秘密」が、シンプルで美しい言葉と絵で語られています。
※付録絵本は本編に綴じ込まれた形で、取り外し可能です。親子で分けて読んだり、プレゼント用に分けて贈ることもできます。
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シリーズを通じて伝えたいこと
「しおかぜレモンのまち」シリーズは全5巻で構成され、それぞれが大切なテーマを持っています。
- 第1巻:自己受容と内なる力の発見(シトラ〜とべない妖精)
- 第2巻:感謝の力と新しい価値観(ユズモと感謝の樹)← 今作
- 第3巻:創造性と自然との調和(奇跡のハーモニー〜レモとライミの物語)
- 第4巻:環境づくりと共同体の絆(カボラの不思議な治療院)
- 第5巻:すべてのつながりとこの世界の本質(星【ガイア】の仲間たち)
第2巻「ユズモと感謝の樹」は、第1巻で描かれた「自分らしさの発見」の先に、どんな社会が生まれるのかを描いています。一人ひとりが自分を受け入れ、心の力を取り戻したとき、お金という尺度を超えた、感謝と愛に基づく新しい世界が開けていく...
日々の暮らしの中で忘れがちな大切なこと、子どもたちに伝えたい普遍的な知恵を、美しいストーリーを通して心に刻む——それが「しおかぜレモンのまち」シリーズの願いです。
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こんな方におすすめです
- お金と幸せの関係について考えたい方
- 科学と精神性の調和に関心がある方
- 新しい社会の可能性を子どもと一緒に考えたい親御さん
- HSP(繊細な方)で生きづらさを感じている方
- 感謝経済やギフトエコノミーに興味がある方
- 第1巻「シトラ」を読んで続きが気になっている方
- ジブリ映画のような幻想的な世界観が好きな方
- 深いメッセージ性のある絵本をお探しの方
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ジブリ映画を思わせる幻想的な世界観
「となりのトトロ」の森の神秘、「もののけ姫」の自然と科学の葛藤、「千と千尋の神隠し」の精神的成長...ジブリ作品が持つ深いメッセージ性と美しいビジュアルを、絵本という形で表現しました。
森の中で輝く感謝の光、生きているように呼吸する自然、そして心から溢れる光の玉。細部まで描き込まれた幻想的な世界は、子どもたちの想像力を育み、大人には忘れていた感性を思い出させてくれます。
この絵本は、お子さまへのプレゼントとしてはもちろん、大人自身が自分の内なる子どもに贈る特別な一冊としても最適です。
静かに、でも確かに心に響く物語の旅に、ぜひあなたも出かけてみませんか?
レモンブリーズの森があなたを待っています。
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仕様
- サイズ: 200×200mm
- ページ数: 本文40ページ
- 製造: 日本製
- 言語: 日本語・英語(バイリンガル)
- 対象年齢: メインの絵本:小学校中学年以上(大人の方にもおすすめ)、付録絵本:幼児〜大人
- ふりがな: すべての漢字にルビ付き
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作者プロフィール
Mac Lemon Funamizu
デザイナー、絵本世界クリエーター。
HSP(繊細な人)として長年生きづらさを感じながらも、その繊細さを強みに変えてブランドデザイナーとして活躍。2020年、人生の転機を経て葉山に移住し、海で集めた貝殻やシーグラスで「しおかぜレモンのまち」の立体作品を創作開始。
現在は八ヶ岳にアトリエ兼店舗を構え、実物の作品と絵本の両方を通じて「自己受容」「感謝の力」「新しい社会の可能性」を伝えている。
アナスタシアシリーズに深い影響を受け、科学技術と精神性の調和、自然との共生、愛と感謝に基づく新しい経済システムなどをテーマに、5巻シリーズの絵本を創作中。
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※写真の家やキャラクターのオブジェはこの商品には含まれません。
※付録絵本の有無については、商品バリエーションをご確認ください。



