木漏れ日の隙間に、言葉をそっと置いてみる
立ち止まることも、途中でページを閉じることも、どこか後ろめたいような気がしてしまう日があります。
忙しく過ぎていく時間の中で、いつも「次」のことばかりを考えて、目の前にある「いま」をどこかに置いてきてしまう。そんな時、心や頭に必要なのは、完璧な答えではなく、ただ静かに息をつける小さな「余白」なのかもしれません。
昨日、Amazonにて新しい詩画集『こもれびの絵ことば』を届ける準備が整いました。
この本は、読破することや何かを解決することを求めていません。
どこから開いてもいい。途中で置いたままにしてもいい。ただ手元に置いて、隙間時間に数行眺めるだけで、ココロに静かな風が通り抜けるような存在でありたいと思って編みました。
本の中には、3つの小さな居場所を用意しています。
* 第一章「欠けを、そのままに」:自分の欠点や失敗を、まだうまく許せずにいる人へ。
* 第二章「敏感さという居場所」:繊細さや感じやすさを、弱さだと思ってきた人へ。
* 第三章「いま、ここにあること」:先の不安ばかりを見て、「いま」を見失いそうな人へ。
完璧ではないじぶんのままで、今日という日をただ愛おしむこと。
お気に入りのお茶を淹れて、窓辺から差し込む光を眺めるように、日常のとなりにこの言葉たちを置いていただけたら嬉しいです。
暮らしの隙間に、そっとしおかぜが吹き抜けるような優しい時間を、これからも地続きで分かち合っていけますように。