夏のまぶしさに疲れたら。光のとなりに「涼しい余白」をデザインする習慣

梅雨が明け、本格的な夏がやってくると、街はアクティブなエネルギーで満ちあふれます。旅行の計画、にぎやかなイベント、SNSに並ぶまぶしいお出かけの写真。そうした「外側の強い光」に触れ続けていると、感受性が豊かなHSPやエンパスの方は、自分のペースを乱されてどっと疲れてしまうことがあります。

八ヶ岳の夏の朝は、まぶしい青空の下に、驚くほど冷涼な木陰のしずけさが同居しています。
わたしはテレビやスマホの電源をオフにして、あえてその「影」のなかに身を置いてみます。ネコが一番涼しくて心地よい床のすき間を見つけ、誰の目も気にせずに体を伸ばしている。その姿を見つめていると、世間の「夏を楽しまなければ」という見えないプレッシャーから、ココロが優しく解放されていくのを感じます。

著書『あたりまえのふしぎ〜Ordinary Wonder』の中でも、わたしは「あたりまえのなかの、静かな存在」に目を向けてきました。
夏という季節を、外側のイベントで消費するのではなく、自分の内側を整えるための美しい静寂として捉え直してみること。冷たい麦茶の氷がガラスに当たる小さな音、夕暮れにすっと通り抜ける涼しい風の感触。

大きな問題を解決しようとせず、ただ「今、心地よい影の中にいる」という感覚を大切にすること。そんな地続きの癒やしが、忙しない夏を歩むあなたのココロの避難所になりますように。

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