しおかぜレモンのまちブログ

  • 感情に「居場所」をあげる

    私たちは、自分の中にある「扱いづらい感情」を、つい追い出そうとしてしまいます。怒りは醜いから、悲しみは弱いから、不安は邪魔だから。けれど、追い出された感情たちは、行き場をなくして、より強い力であなたの心のドアを叩き続けます。 「ココロのおかたづけ」とは、感情を捨てることではありません。それぞれ...
  • 眠れない夜に

    時計の針が刻む音だけが、やけに大きく聞こえる深夜。目を閉じれば閉じるほど、頭の中にはとりとめのない思考が渦を巻き、眠りの岸辺はどんどん遠ざかっていきます。明日のことが不安で、今日の後悔が追いかけてきて、ただ横たわっているだけの自分が、世界から取り残されたような気持ちになる。 かつての私は、この...
  • 泣きたいのに、泣けないとき

    悲しいはずなのに、涙が出てこない夜があります。心はひどく揺れているのに、体だけが冷たく、頑丈な殻に閉じこもってしまったような感覚。泣けない自分は冷淡なのではないか、それとも心が壊れてしまったのではないか。そんな不安が、さらにあなたを孤独にしていきます。 私にも、どうしても泣けない時期がありまし...
  • 怒りを、どこにも出せないとき

    誰にも気づかれないように、心の奥で静かに火を消そうとすることがあります。言葉を飲み込み、表情を整え、何事もなかったかのように振る舞う。けれど、消したはずの火は、行き場を失って体の中に熱を持ったまま居座り続けます。「大人なんだから」「ここで怒っても仕方ない」——そう自分に言い聞かせるほど、心は重...
  • 何もしたくないのに、何かしなければと思うとき

    「何もしたくない」。そう体が言っているのに、頭の中のもう一人の自分が「何かをしなければ」と急かし続けます。止まることは許されない、休むことは停滞だ。そんな霧のような義務感に包まれて、私たちは何もしていないときでさえ、休まる暇がありません。 ココロのおかたづけのセッションでよく耳にするのが、「何...
  • 明日のことで頭がいっぱいなとき

    夜、布団に入って目を閉じると、まだ来てもいない明日のスケジュールが頭の中に広がってしまう。あれをしなければ、これを忘れないようにしなければ。心はすでに明日へと飛び出してしまい、今ここで横たわっている自分の体だけが、置いてけぼりになっているような感覚。私たちは、まだ存在しない未来を管理しようとし...
  • 誰かの言葉が、頭から離れないとき

    ふとした静寂のなかで、ずいぶん前に誰かに投げかけられた言葉が、不意に蘇ってくることがあります。それは鋭いトゲのようだったり、あるいは冷たい雨のようだったりして、今の自分をじわじわと侵食していく。「もっとしっかりしなさい」「あなたらしくない」——そんな、もう送り主すら忘れてしまったような言葉の断...
  • 「愛」とは何色か?:漂う家に住む妖精タンジと、光のプリズムが教える統合の美学

    家ごと旅をする妖精、タンジの物語 レモンブリーズ王国でも特にユニークな住人が、妖精のタンジです。彼の家には住所がありません。なぜなら、家の下にある二本の細い足で、数日ごとに場所を変えてしまうからです。屋根の貝殻を帆のように広げ、風の吹くままに漂う彼の暮らしは、自由そのものです。 そんなタンジ...
  • お金のいらないマルシェ:Macが目指す「感謝の樹」と未来の縄文経済

    「奪い合い」から「分かち合い」への転換 今の経済システムに、どこか息苦しさを感じてはいませんか?常に競争し、効率を求め、数字で評価される世界。特に敏感な感性を持つHSPの方にとって、こうした「競争」のエネルギーは非常に疲弊しやすいものです。Macが「しおかぜレモンのまち」を通じて描きたい未来...
  • なぜ、冬に触れる貝殻は温かいのか?:ネイチャーアートが呼び覚ます「触覚の対話」

    「目」よりも先に、「手」が癒やされる理由 「しおかぜレモンのまち」のワークショップやマルシェで、お客様に一番驚かれること。それは、実際に作品に触れたときの**「温度」**です。私たちはつい、貝殻や石を「無機質で冷たいもの」と思い込みがちですが、本物の自然素材は驚くほど豊かな表情を隠し持ってい...
  • 「感性が豊かすぎる」のは弱点ではない。レモンブリーズの妖精が教える、失われた超感覚の再発見

    繊細さは、かつて人類が持っていた「能力」だった 「周りの音が気になりすぎる」「人の感情を自分のことのように受け取ってしまう」。HSP(高度敏感者)の方が抱えるこれらの悩みは、現代の効率化された社会では「生きづらさ」として片付けられがちです。しかし、視点を変えてみれば、それは他の人が気づけない...
  • 自分らしく生きるために:飛べない妖精シトラが教えてくれた、自己受容の本当の意味

    「みんなと同じ」に疲れたあなたへ レモンブリーズ王国の物語には、ひとつの大切な法則があります。それは、「自分の固有能力(=自分らしさ)を愛せるようになった妖精は、飛べるようになる」というものです。周りの妖精たちが軽やかに空を舞う中、翼があるのに飛べないことに苦しんでいる小さな妖精がいました。...