繊細すぎて、ときどき「私はここにいていいのだろうか」と息が詰まるあなたへ。
周りと少し違うだけで自分を責めてしまい、心を小さく閉ざしてしまう夜が続くあなたへ。
飛べない妖精シトラも、同じように感じていました。 父親の突然の旅立ちの後、ますます自信を失い、空を飛ぶことさえ諦めかけていたのです。 でも、静かな森のささやきと自然の優しさに包まれるうちに、「ありのままの自分を愛する」という、誰にも教えられない大切なことに気づきます。そして小さな翼が淡く光り、初めてふわりと空へ——。
しおかぜレモンのまちの物語 第1巻。 デザイナーから貝殻作家へ人生を変えた作者・Mac Lemon Funamizu(船水誠)が、自身の深い喪失と癒しの旅から生み出した、本物の世界と繋がる絵本です。
ページをめくるたび、八ヶ岳の森の空気と、作者が一つひとつ手作りする貝殻の屋根を持つ妖精の家と同じ、透明で温かな光が心に広がります。 HSPの繊細な感性を持つあなたが、「自分を愛するって、こういうことだったんだ」と胸の奥がじんわり温かくなるような、静かで深い癒しの物語。
似たような優しい絵本は数多くあっても、作者の人生そのものと、実在するアート作品が同じ世界で息づいている作品は他にありません。 心が疲れた夜にそっと開きたくなり、何度も読み返したくなる——そんな一冊です。
夜空にひっそりと輝く小さな星——レモンブリーズ。
しおかぜと柑橘の香りが出会うその島では、妖精たちが静かに生きています。
生まれてくるときに、ひとりにひとつだけ、固有のちからを持ってくる——
それがレモンブリーズの妖精、ココロコの生き方です。
でも、シトラはまだ飛べません。
自分のちからが、どこにあるのかもわからない。
それでも今日も、歩いています。
パパのレモとの雨の日の記憶。
ママのライミの温かさ。
島の仲間たちとの、ひとつひとつの出会い。
飛べない妖精が、自分の中にあるものを探して歩く——
それは、誰かの話ではなく、あなたの話かもしれません。
収録:全9章
序話「レモとシトラ〜はじまりの光」
第1章「レモンブリーズ」
第2章「ハグ」
第3章「今を大切に生きる」
第4章「涙を糧に生きること」
第5章「砂浜の不思議な模様」
第6章「城の秘密——ブループリントの鏡」
第7章「星祭りの夜」
第8章「はじめての飛翔」
手書きスケッチ風のイラスト収録。