自分を見失いそうな現代人に捧ぐ。「じぶんで選んだ小さなひとつ」に宿る心の聖域

周りの人の意見や、SNSのタイムラインで流れてくるきらびやかなトレンド。それらを眺めているうちに、「じぶんは本当はどうしたいんだろう」と、じぶんの真ん中が分からなくなってしまうことはありませんか。他人のジャッジが溢れる社会では、わたしたちは簡単にじぶんを見失ってしまいます。

「今日、あなたが自分で選んだことが、ひとつでもありますか?」(ココロのおかたづけ手帖より)。大きな人生の選択である必要はまったくありません。今日、どんなお茶を飲むか、どの道を歩くか、読んだ本のどの1行に心を留めるか。そんな些細なことのなかに、確かな「あなた」が存在しています。

直感を信じる、ネコのような生き方

ネコが部屋のなかで、一番心地よい陽だまりを直感で見つけて、すっとそこに丸くなるように。わたしたちも、じぶんの五感(光、音、感触、香り)が「心地よい」と告げる小さな選択を、もっと信じていいはずです。じぶんで選んだという事実に気づいた瞬間、外側のノイズに脅かされない、じぶんだけの聖域を取り戻すことができます。

  • 他人のおすすめではなく、直感でいま飲みたい味を選ぶ。
  • 散歩の途中、なんとなく惹かれた細い路地へと足を進めてみる。
  • 手帖の余白に、いまの気もちを言葉にならない絵や空白のまま残す。

たくさんの正解を集めるのをやめて、じぶんが選んだひとつのことを丁寧に愛おしむ。それこそが、自分を整え、Better Life(より良き生活)を継続させていくための黄金律です。

地続きに続いていく、わたしたちの物語

しおかぜレモンのまちでは、海の妖精たちが今日も「ありがとう」の言葉を大切にしながら、周りの幸せにやさしく微笑みかけて暮らしています。この連載も、ここで何かが完結したり、すべての問題が解決して終わるわけではありません。日々のプロセスはこれからも地続きに、ずっと続いていきます。

アトリエの窓を、今日も穏やかなしおかぜが通り抜けていきます。新しくめくられる明日というページへの招待を感じながら、そっと目を閉じて、静かな呼吸を繰り返します。

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